焼肉のたれ 万能調味料説

今日はスペアリブが安かったので、スペアリブの赤ワイン煮込みを作ることにした。実は、昨年にもスペアリブの赤ワイン煮込みを作ったことがある。その時は赤ワインの尖った酸味が肉に染み込んでしまい、正直美味しくなく、苦い思い出がある

 

そこで前回の反省を生かして、赤ワインは前回の720ml⇒250mlに変更+足りない分は水で補うことにした。まずは、スペアリブ(以降、肉)全体にまんべんなく塩を振り、とろみをつけるために肉に小麦粉をまぶす。肉の表面を焼いたら、串切りにしておいた玉ねぎを鍋に追加、肉と玉ねぎを赤ワイン+水で煮込む(ちなみに私の家では煮込み料理の時にはストゥブの鍋を使っている)

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30分ほど煮込んだところで味見をしたところ、予想が当たり、尖った酸味は無く食べやすく、スープも飲みやすい。しかしながら、赤ワインと肉から出た出汁のほのかな味しかせず、旨味が少ないという問題があった。どうしたものかと考え、冷蔵庫を探したときに目に付いたのが、「戸村本店の焼肉のたれ」www.tomura.com

スープにこの焼肉のたれを大匙1~2杯程度入れたところ大当たり。スープの旨味が増した。水かさが少なくなってきたので水も追加、爽やかな酸味をプラスするためケチャップも少々(大匙1~1.5杯くらい)追加し、20分煮込む。無事、スペアリブの赤ワイン煮込みが完成した

 

今回は、前回と違って赤ワインの香りありつつも、肉もスープも旨味が前面に出ており、ほんのりケチャップの酸味あり、非常に美味しく作ることが出来た。個人的には焼肉のたれを入れたことが成功要因だと考えている

なぜ焼肉のたれを入れたところ美味しくなったのか、正直良くわからないが、しょうゆ・ニンニク・味噌と言った日本人好みの調味料に加え、リンゴ・バナナなどが加わった複雑でコクのある深い味わいが良い影響を与えているのではないだろうか(「スペアリブ 焼肉のたれ」で調べてみると煮込み料理がいくつか見つかったので、同じことを考えた人はいるらしい)

 

これまでも、何か迷ったときにとりあえず焼肉のたれで炒めるか、といった気持ちで料理をしており失敗した記憶がないので、焼肉のたれを使えば大体美味しい料理が作れると思っている。焼肉のたれは万能調味料なのだ