結婚式の費用が高い理由の推測

前の記事でも書いたが、先週の土日に結婚式場との打ち合わせに行ってきた。そこで気付いたことの一つは、ブライダル業界との関連業界は多岐にわたるということである。

 

今回の打ち合わせでは、結婚式の場所の提供・料理の提供などを行う式場、結婚式までのマネジメントを行うブライダルプランナー(結婚式場から業務委託を受けている模様)、式場に隣接しているブライダルドレスストア、同じく隣接・取引している花屋(私が訪問した式場には日比谷花壇が入っていた)が登場した。

 

それらに加えて、結婚指輪を準備するためのジュエリーブランド、新婚旅行に行くなら旅行代理店なども関わってくる。さらに、ゼクシィに代表される広告業界も関連してくるのであろう。

 

上記の状況を踏まえると、なぜブライダルに関連する諸々の費用が高額になるのかも想像がつく。

シンプルに関わるプレイヤーが多く、かつ労働集約型の産業であるため、人件費がかさむのである。さらに結婚式は格式高い施設を用いるだけあって、施設の維持・修繕費用もかかる。最後にブライダルプレミアムも上乗せされているため、諸々の費用が高額になっていると推測できる。

 

少子化の影響大きく婚姻数は減少しており、かつ若者の給与水準の相対的低下、さらに結婚式の小規模化の影響もあって、式の単価は下がる一方のはずだ。ブライダル業界は非常に苦しい市場環境に囲まれているに違いない。

 

私も身内だけで式を挙げる予定であり、ブライダル業界に大した貢献は出来ないことは心苦しいものの、何とか頑張ってもらいたい。